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目指せ!ナチュラルビューティー

私は魔女ですと言ってみた

ムスコが春までお世話になっていた学童。

長期休みに企画されている「社会人とのふれ合い講座」へ私にもお声がけいただき。

「フィトセラピスト」という職業を、植物の力をかりて手当てするお仕事だよーと、みんなに紹介してきました!

 

20人の子どもを前に話すという、慣れないワーク。

準備段階から、資料作成途中でハッとして、漢字をひらがなに直したけれど。

当日行ってみれば、一年生はまだ、カタカナで書いたハーブの名前を読めなかったというミス!

鉢植えのハーブの葉を、一人ずつちぎって香りを嗅いでもらったら、試食しちゃう子多しというトラブル!

などなど反省点が多くありましたが。

 

人間には真似できない植物のすごさを伝えたくて、光合成の話をしたら。

「はぁ~!はぁ~!」とちぎった葉に、自分の二酸化炭素を一生懸命吹きかけてクラクラしてる子どもたち。

「みんな、息吸ってよー!!」と言いながら笑っちゃいました。

 

実は二酸化炭素は足りすぎちゃってるって、心優しいみんなには言えなかったなー。

植物から環境の話も少ししたかったんだけど。

またの機会があれば、その時にね。

将軍が授けた薬用植物

NHKの”英雄たちの選択”

徳川吉宗編がおもしろかった!

 

輸入頼みだった朝鮮人参の国内での栽培を試み、10年以上かけてようやく成功。

そのノウハウを幕府だけで囲い込まず、各地に広めるという選択をしたのが、吉宗だったそう。

将軍から賜った種から育てたので、和名は御種人参(オタネニンジン)。

 

へー!知らなかった!!

と思いきや、手持ちのハーブ辞典にはその旨しっかり書いておりました。

完全に読み飛ばしてたな…

 

そのオタネニンジン。

収穫まで4年かかるという希少な薬用植物ゆえか、バイオラブのアイテムに配合が許されているのはたった2品だけ。

 

一つは、バイオラブで最もいいお値段のエイジングケア用の美容液に。

もう一つは、頭皮用の美容液「セラムキュイールシュヴリュー」に。

 

私が、オタネニンジンの他、ザ・抗酸化な植物を中心に処方されたこの頭皮美容液のヘビーユーザーだという噂をどこかで聞きつけたのか、

「頭皮ケアに植物療法がなぜ良いのか?」

をテーマに話してくれというご依頼が雑誌社から舞い込み、先日取材を受けました。

来週発売になるそうなので、機会があればご覧くださいね。

セラピスト 2023年 4月号

初春の薬膳茶

まだしばらく寒さが続きそうですね。

 

先日のコラムでもご紹介した、寒い日に活用したいショウガとミカンの皮。

今月のアフターティーにお出ししている薬膳茶にも、もちろん入っています♪

薬膳の先生にお願いして、ノンカフェインで身体を冷やさない三年番茶をベースに、作ってもらったレシピをご紹介 ↓

 

・ミカンの皮(陳皮)

 お腹を温めて胃をスッキリ

・ショウガ(乾姜) 

 抹消までしっかり温める

・攻瑰花(マイカイカ)
 身体を温め、血の巡りをよくする

・くこの実 
 身体を潤し疲れ目やかすみ目に

・桂花(キンモクセイ)
 身体を温め、気の巡りを良くする

 

飲み口はあっさりしてるのだけど、後から深みを感じるお茶になっています。

特にお腹をしっかり温めて消化を促してくれるので、家にこもりがちで、つい、ながら食べをしてしまう様な今の季節にぴったり!

 

今回は漢方としてのショウガの使い方も勉強になりました。

メディカルハーブでもドライのショウガはおなじみですが、漢方では蒸してからドライにするのだそうです。

ショウガは乾燥や加熱で、温め効果がアップしたり、炎症や痛みを抑える効果までもつ様になります。

そう考えると、乾燥だけのドライハーブよりも、加熱もされている乾姜の方がパワフルそうですよね。