目指せ!ナチュラルビューティー
紫外線B派の破壊力
2019.07.16

梅雨の真っただ中の三連休。
バイオラブのハーブ農場近くの八ヶ岳に登るつもりにしていましたが、南より北の方が天気の崩れが小さいとの予報を聞き、急きょ予定変更。
北アルプスの最北端、白馬岳に登ってきました。
ムスコは実家に置き去りにして、久しぶりにオトナの登山。
結局、北側でも雨が降ったり止んだりの天気でしたが、ちょうど高山植物が開花したてのタイミングで、眺望は望めずとも足下のお花畑を愛でることができました。
しかし私は、大失態をおかしてしまいました。
日焼けから2日目の朝、テントの中でそれに気づく。
「日焼け止めが・・・ない~!!!」
今日は日差しが出ることはなさそうだから、まだ良かったわ~。
なんて慰めも束の間、下山した後の私の顔のど真ん中には、赤いマジックで「木」という字が書かれたように。
鼻筋と目の上下が真っ赤に炎症してしまっていました。
これまで、ピーカンの夏空の下を一日中歩いてもこんな事にはならなかったのに。
改めて日焼け止めの大切さを思い知りました。
紫外線吸収剤などのケミカル成分に頼らず、ナチュラル成分のみで紫外線から守ってくれているバイオラブやナチュラグラッセのUVアイテムに感謝。
さてその後、美白美容液をたっぷり塗って冷やすも、赤みはひかず。
2日たった今、顔の皮がむけ始めています。
40歳過ぎて、恥ずかしい・・・
そんな訳で、山の余韻にひたる暇もなく、下山後はオトナの美白ケアに追われている私。
春以降、しわ・たるみの原因になる紫外線A波が気になる時期が続いていましたが、代わって今月からピークを迎えているのは、シミの原因になる紫外線B波。
じわじわ来る春の紫外線と比べて、夏の紫外線の破壊力はすさまじいです。
3千m近い標高が高い場所にいたとは言え、日差しのない一日でこれだけ焼けてしまったのですから。
美白ケアが必須ですが、オトナになると若い頃と同じケアではダメ。
次回はオトナの美白ケアのコツについて書いてみようと思います。
抗酸化おやつ
2019.07.11

今月のアフターティーはおやつ付き!
抗酸化成分たっぷりの「とちの実クッキー」です。
昨年から湯治でちょくちょく訪れている三朝温泉。
ここの町木はとちの木だそうで、そのご縁で、三朝産のとちの実で作られたクッキーが手に入りました。
とちの実ってアクが強いらしく、アク抜きせずに食べると、口の中がビリビリする程なのだとか。
YouTubeに三朝に伝わるとちの実のアク抜きがアップされていましたが、気が遠くなるような作業です。
このアク(苦み・渋み)の正体は、抗酸化作用の強いポリフェノール。
アク抜きされてほろ苦くなり、抗酸化作用もややダウンかと思われますが、他にオーガニックのココナツやハチミツ・岩塩・国産小麦をあわせて丁寧に作られたクッキーです。
このクッキーを作っているパティスリーの女将さんいわく、すごいエナジーフードなのだとか。
(クッキーの画像はコチラからお借りしました)
「山の行動食にオススメ」と言われたのが、そもそもの購入動機でしたが、美肌を目指すお客様にもおすそ分け。
こちらのクッキー、まさかの一粒単位での販売!
まるで高級ショコラのよう。
驚く私に「何粒も食べるモノでもないですからねー」とおっしゃる女将さん。
確かに、一粒食べただけで身体がカッと熱くなるのを感じました。
ふと横を見ると、試食にいただいた二粒をぺろりと間食してしまっていたムスコにさらに驚く。
大丈夫かいな・・・
ちなみにとちの実には、サポニンというアク成分も含まれています。
まさに良薬口に苦しで、この成分にも抗炎症・紫外線防御・美白などの嬉しい作用が。
同種の西洋とちの木のエキスが、バイオラブの日焼け止めクリームなどにも配合されているんですよ。
サロンでオーガニックコットンを使う意味
2019.07.04

今月の「抗酸化ハーブトリートメント」の工程の最後には、ほてったお肌を落ち着かせるローションマスクを組み込んでいます。
この時、ローションをたっぷりとふくませるコットンティッシュはオーガニックコットン製。
オープン時から可能な限り、タオル・拭き取りコットンなどはオーガニック製で揃えてきましたが、ティッシュは初めて目にして取り入れたものです。
肌ざわりがとっても柔らかく、それだけでサロンで使うメリットは十分。
それが、環境や社会への貢献につながるという面も持ち合わせていたとしたら、オーガニックコットンを選ぶ意味がさらに深まってきます。
この度のコットンティッシュの取り扱いを機に、新たに知ったことがありました。
農薬は、綿花を育てる時に使われるのかと思いきや、それだけではありませんでした。
収穫された綿花に葉が混ざっていると、質の悪い綿花として価格が下がってしまうため、収穫前に枯葉剤をまいて葉を枯らしてから収穫しているというのです!
(日本オーガニックコットン協会のサイトに、枯葉剤を使用した畑としていない畑の写真が載っていました。)
残留農薬にまみれて綿花を収穫するのは、途上国の子供たち。
オーガニックコットンを選択する事で、自分の知らないところで子供の健康を守ったり、途上国の経済援助を後押しする事にもつながりそうです。
もともとオーガニックコットンを選択してきた理由は、残留農薬の心配のないクリーンで上質なものをお客様にご提供したかったから。
そして、私たちが生きる地球の土を、水を、農薬の汚染から守りたかったから。
自然が豊かでないとこれから先の人間は生きていけないと、年々この思いは強くなってきています。
環境や社会にやさしい取り組みを行う「エシカル」なる言葉がもてはやされているのを見て。
企業や店舗がそれを高らかにうたう事には、裏にイメージアップという狙いが見え隠れするようで、どうしても違和感を感じてしまうひねくれ者の私ですが。
日本は綿のおよそ90%を輸入に頼っていること。
世界の綿の作付面積は全ての作物の耕作面積の2%に過ぎないのに、農薬の使用量は全体のおよそ7%にものぼること。
こんな事を知ると、農薬をつぎ込んで作られるコットンよりオーガニックコットンを選ぶことは、たった一人の小さな買い物でも意味があるように思えてきて、やはり続けようと思うのです。
そしてそんな一人が少しでも増えてくれるといいなと、願ってみたりする今年の七夕。
それが続けられる自分であるために、今日も働かなければ!