免疫力を向上させるお湯
2019.01.15
季節ごとにメニューが変わるevergreenの「季節のフィトフェイシャル」
トリートメント前に必ず入っていただく温かなフットバスも、その都度変わります。
精油・ハーブ・クレイなどを駆使して、マンネリにならない様に考えていますが、今月は特に変わり種。
”三朝温泉の足湯”
滞在すれば三日目の朝には身体が変わっているという、鳥取県は三朝(みささ)温泉まで汲みに行っております。
湯治場として、全国からがん患者さんなどが集まるラドン温泉として有名ですが、出会いは昨年の秋。
ムスコを梨狩りに連れて行った帰りに、初めて立ち寄ったのでした。
いつも登山帰りに山麓の温泉に入っている私にとって、温泉とは濁っていて臭い(香り?)があるもの。
無色透明・無味無臭の三朝温泉は、「ホンマに効果あるんかいな?」
そんな私の疑念を打ち砕くように、湯上がり後の妙な爽快感!
宿の方にお話を聞くと、がんだけでなくアトピーや喘息にも良いとの事。
ちょうどアトピー肌の調子が最悪で、ムスコも喘息気味という私にとって、まさに出会うべくして出会った温泉。
実際、滞在中は肌の痒みが落ち着くこともあって。
以降、連泊しての湯治は難しいけれど、月に2回ぐらいを目指して通っています。
がんにもアトピーにも喘息にもよい奇跡の温泉!?
こんなフレーズ、すごーく疑わしいと思ってしまう困った性格の私ですが、もらってきたパンフレットによると、大まかな理論は下記の通り。
放射性物質のラジウムが崩壊してできたラドンという気体を含むのが三朝の湯。
微弱な放射線から身体を守ろうと、免疫力・自然治癒力が高まる。
軽いダメージを負わせる事によって、回復力の活性化を期待するあたり、美容医療で用いられるマシンに似ているかも。
ラドンは気体なので、三朝温泉は浸かるだけでなく、湯気を吸い込むことも良いそうで。
汲んで来たお湯を、加湿器に入れて就寝。
その甲斐あってかどうか、ムスコもこの冬はまったく咳が出ず元気に過ごせています。
困った病気がなくても、身体が活性し、新陳代謝がアップしたり抗酸化機能が高まったりする事は、フェイシャルの効果を後押ししてくれる事間違いなし!
そんな訳で、今月は三朝温泉の足湯です。
ゆったりと浸かりながら、ウンチクにも思いを馳せていただければ。
ちなみに、一回の足浴では受ける放射線量は、胸部レントゲンの60分の1以下かと。
(こちらもパンフレットから推測)
もしもご不安な方のために追記しておきますね。