松ぼっくりの戦術
2019.12.13
サロン入口のドアにクリスマススワッグを。
ここ数年、クリスマスシーズンは毎年これ。
針葉樹の香りもまだほんのり残っていて、お気に入りです。
このシーズンのスワッグやリースに欠かせない松ぼっくり。
お水につけておくと傘が閉じて、お水から上げると、また開くんですって!
5歳のムスコが教えてくれて、実験してみました。
おぉ、生きてる!
ハーブを勉強し始めた頃に習いました。
ドライハーブは死んでるからお湯を注ぐと成分が抽出されやすいのに対して、フレッシュハーブは生きてるからお湯を注ぐと防御しようとして成分があまり出ないのだと。
どっこいカサカサに乾いた松ぼっくりは、まだ生きておりました。
調べてみると、松ぼっくりの中に入っている種は、風に乗って飛んでいくタイプ。
湿気の多い日は遠くまでフライトできないので、傘を閉じて種が飛ばないようにして、カラッと晴れて乾燥した日に、いよいよ傘を開いて種を解き放つ戦略なんだそうです。
植物。
動けないというハンディがあるからこそ、磨かれてきたその能力はスゴイ!
植物療法でその恩恵に預かるのは、高等生物なはずの私たち。