蜂とキンカンとミント

蜂とキンカンとミント

ムスコが腕を蜂に刺されました。

 

幸いにも、奥深い山中ではなくハイキングコースの途中。

素人処置で皮膚をつまんで毒を絞り出し、近くにあった公衆トイレで洗い流す。

(蜂の毒は水に溶けやすいそうです)

お隣の売店で、冷やすためのものを貰えないかと尋ねてみました。

 

対応してくださったおばちゃん達。

「かわいそうに~!キンカンあるから塗っとき!!」

「乾いたら何度も重ね塗りした方がいいんやで」と塗り塗り。

そして、氷をたくさんビニール袋に入れてくれました。

ご親切に感謝。

 

この会話を横で聞いていた、昭和の家庭の常備薬・キンカンを知らなかったムスコ。

「へぇ~。金柑の汁って蜂に効くんや。」と内心思っていたそうで。

素直に受け入れてるあたりは、さすが植物療法家のムスコ。

そして瓶入りのキンカンが登場したのを見て「えっ!飲み物!?」と一瞬ひるんでいたのだとか。

 

私も久しぶりにお目にかかったキンカン。

成分を見てみると、もちろん金柑は入っていないけれど、意外にナチュラル処方。

アンモニア水・トウガラシチンキの他、l-メントール・d-カンフル・サリチル酸と、精油成分がズラリ。

ペパーミント・クスノキ・ウィンターグリーンで、なんちゃってキンカンが作れちゃいそうです。

 

他の市販の虫刺され薬に入っている抗ヒスタミン薬やステロイドは無配合。

治療ではなく痛みと痒みを紛らわせるもの、という位置づけの様です。

 

けれどつい最近、「ペパーミントには抗ヒスタミン効果がある」というお話を、セラピスト仲間さんに教えてもらったばかり。

このタイミングでのキンカンとの再会は、必然なのだろうか・・・

 

とは言え。

肘のあたりを刺されて、手の甲までパンパンに腫れているムスコの腕は、植物療法の対象からは外れている気がして。

腫れが引くまではステロイド入りの軟膏を使いました。

 

蜂の毒って少々厄介で。

抗体ができてしまっていないか、一度検査を受けるつもりにしています。

親の心配をよそに。

ムスコは大きくなった腕を見て、「筋肉ついてマッチョになった気分やわ」と喜んでいました。

 

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